【成績開示】令和4年度神戸大学法科大学院入試【入試分析】

 

昨日、令和4年度神戸大学法科大学院入試(神大ロー入試)の成績開示結果が送られてきました。

関西の大学のロー入試情報はネット上でも少ないため、私自身すごく困った&不安でした。

そこで今回は、後の受験生の方の参考になればと思い開示結果の公開と神大ロー入試の分析をしたいと思います。

 

1.まず結果は下記のとおり。

令和4年度神大ロー入試成績開示結果

憲法  26点/50点

民法  51点/100点

会社法 26点/50点

・刑法  50点/100点

行政法 30点/50点

・民訴法 24/50点

・刑訴法 23/50点

⇒合計点 230点/450点

 順位  131位/239人中(R4神大ロー入試結果参照

 

(1)補足情報として

・学部成績は、A以上5割超:B3割:C2割弱。

・時計を忘れてたので時計なしで受験(時計大事ゼッタイ!

・第2グループ補欠候補(この年は第5グループまであり)

 ⇒12月23日(この年の京大ロー合格発表は12月17日)午後に追加合格の連絡が来ました。

 

(2)感想

・見事にほとんどすべてが50%前後でした草

・時計がないことに絶望しながら受験していたためもうどうでもよくなって雑にしか解答していませんでしたが、採点は全体的に優しめかなと思いました(この年の他の合格者様の結果を見た限りでも)。

・私個人としては120位~125位くらいの予想でしたが大体そんなもんでした。

 

 

2.神大ロー入試の分析

ここからは、神大ロー入試の分析をしてみたいと思います。私のようなギリギリだろうと入れたら大満足ですという方のお役に立てたらなと。

 

(1)どこまで追加合格が来るか

神大ローは、ロー入試合格者の成績データ・実際の合格者数(候補者数)を公開していません。

そこで、まず1番の関心ごとである追加合格はどこまで来るかを考えてみたいと思います。

今年は第5グループまでありましたが、例年は第3グループや第4グループまで存在したりと年によってまちまちです。ただ過去に第3グルまでなら第2途中、第4グルまでなら第2途中までは回ってきてたっぽいので、補欠グループのうち上のグループなら大体来ると思ってもいいのかもしれません。

次に、ネット上を観測した限りではおそらく私の順位は追加合格でもかなりギリギリのようでした(連絡の来た日にち的にも)。

一般的にグループ分けする場合1グループあたりの人数は基本的に均等かなと仮定すると、今年は正規合格者96人に20人(第1グル)+20人(第2グル)=136人くらいまでに追加合格の連絡が来たのかなと予想します。

したがって、受験者数の上位50%~60%までにいれば追加合格の可能性はあると思っていいと思います。ただし、今後受験者数の増加が予想されるのを踏まえると上位何%というより130位以内くらいまで来るとの意識でいた方がよいと思います。

 

(2)どのくらいの得点が必要か

過去の合格者様の開示結果をみても、大体50~55%あたりで正規or第1グループ補欠相当(追加合格来た)となっているので、私の結果を踏まえても50%超えは少なくとも必要と考えます。

神大ロー入試は問題がけっこう難しめですが、問われたことに三段論法を意識して端的に食らいつくことが大事かなと思います。私は解答の際に理由とか全然書いてませんでしたが、条文を淡々と指摘していければ50%あたりは十分取れそうです。

 

3.最後に

神大ローは色んな意味で高みにありますが(主に標高)、かなり素晴らしいローだと思うので、ぜひ目指されている方には頑張って合格していただきたいと思います。

 

最後まで見てくださって、ありがとうございました。

今後も有益な情報発信ができたらなと思います(文章力には目をつぶってください)。